日本の最高学府である大学が根付いてから、一世紀余である。
日本に大学が創設されたのは、明治時代であり、創設期には大学を受験するという学生は少なかった。
そのため、全体的に偏差値は低かったといわれる。
偏差値は、大学受験者が増えるにつれて、飛躍的に向上してきた。
それに伴って、偏差値ランキングが出るようになって、大学が格付けされるようになる。
現在、全国の国公立大学に加えて、多くの私立大学が受験のために、センター試験を利用するようになり、600を超える大学が一次試験についてはセンター試験を使っている。
これによって、偏差値が重要視されるようになっている。
しかし、この偏差値はセンター試験を実施している大学入試センターが出しているものではない。
偏差値自体は、前述したように大学創設された時代から存在していたが、大学受験競争が激しくなってきてから特筆されるようになった。
では、偏差値はどこが出しているかといえば、あくまで予備校などで各自に算出して出している。
偏差値は、合格の可能性を表すものとして数値として出されており、受験者の平均的な成績に対して、どの程度離れているかを表すものである。
どのようにして出すかは、大手予備校などが大規模な模擬試験を行って、一定の計算式によって算出する。
得点と平均点が一緒だった場合は、偏差値「50」となるわけだが、試験の内容等によって予備校ごとに偏差値が変わってくる。
偏差値は予備校が出す数値であるにしても、現在では大学受験に当たって各大学、各学部ごとに偏差値が出るため、それをもとにランキングが作られる。
ランキング自体は、予備校によって大きなばらつきはなく、ほぼ同じような傾向を示す。
受験生は、このランキングを参考にしながら、自分の志望校の決定や志望変更を行う。